話は大正時代のこと。言ってみれば私のおばあちゃんの世代の話です。
当時の東川村(現・東川町)から旭岳へ山岳信仰の修験道のごとく、拝むようにして
登り続けた女性のかたがいらっしゃり、その方のお名前はチクさん。
詳細は、3月2日発売の
「大雪山 神々の遊ぶ庭を読む」(新評論)をご覧いただきたいと思いますが、
当時は旭岳を登ると言ったら大計画となっていましたが、
それを黒岳側の一大プロジェクトで油汗かいて登ってきた猛者たちが
旭岳山頂でひょうひょうとしていたそのチクさんに会って聞いてみたところ、
すでに8回も登ったとおっしゃっていたよう。
なぜそのようなことができたのか。この本を読むとさらに辿りたくなってしまいました。
ん~、大正時代の「山ガール」はすごいです。
おーくん。